ブルーレイ (Wiki) 再生ソフトはブルーレイディスクの映画を観るためにコンピューターやHTPCで使用できるように設計されているもので、いいものは手放せない存在です。優れたブルーレイ再生ソフトがあれば、画質や音質を高める拡張機能もいくつか利用することができますし、優れたハードウェアも追加で必要になりますが、本当の高精細度ビデオや高音質なオーディオエフェクトも楽しめます。

一般的にこの種のソフトウェアは高価格になればなるほど便利な機能がついており、類似する製品とのおもな違いはブルーレイ3Dと4Kの映像に対応しているかどうかになります。追加機能については、使用される方がご自身の条件に合ったものを選ぶといいでしょう。

実際に、一部の無料の動画再生ソフトでもブルーレイの映像を再生できますが、ブルーレイ専用というわけではありません。もしほかの無料のメディアプレーヤーに興味があるなら、ユニバーサルメディアプレーヤー

ブルーレイ再生ソフトの重要かつ必須機能ブルーレイ3D (プロファイル 5.0): ブルーレイ3Dのディスクに入った作品を再生する機能に対応。
BD LIVE (プロファイル 2.0): BD-Live 2.0とは、インターネット接続を利用して、BD-Liveに対応した映画の追加コンテンツをダウンロードできるようにするブルーレイ再生ソフトの規格です。
BDXL: BDXLフォーマットは、一度だけ書き込めるディスクでは100GBと120GBに、何度でも書き込めるディスクでは100GBに対応しています。BD-R 3.0フォーマットの仕様 (BDXL) は、複数の記録層を持つ2倍速と4倍速のBDAVフォーマットのディスクと定義されています。このディスクには100GBまたは128GBの記憶容量があり、ファイルシステムとしてはUDF 2.5または2.6として利用できます。
4KウルトラHD: Ultra HD (4K)、あるいは超高精細と呼ばれるものは、高精細度テレビジョンが大きく進化した形態です。全米家電協会 (Consumer Electronics Association: CEA) では、超高精細テレビジョンを少なくとも8万の有効なピクセルを表示できるものと定義し、低解像度は最低でも横3,840ピクセル、縦2,160ピクセルと定められています。
DTS-HD: DTS-HDマスターオーディオは、DTS (旧デジタルシアターシステムズ) によって作られた可逆圧縮と非可逆圧縮を組み合わせた音声コーデックであり、一般にブルーレイディスクに入っている映画のサウンドトラックのサラウンド音声に広く使われています。
ドルビーTrueHD: ドルビーTrueHDはドルビーラボラトリーズによって開発された複数のチャンネルを持つ可逆圧縮の音声コーデックであり、ブルーレイディスク再生機器やAVレシーバーのような家庭用の娯楽設備で利用されています。DVD-Videoフォーマットで用いられてきた音声の規格であるドルビーデジタル (AC-3) のサラウンド音声のコーデックからすると、後継規格の一つになります。
タイムストレッチ: タイムストレッチとは、映像のスピードや長さを変更する処理のことです。
ピッチシフティング: ピッチシフティングは音声のもともとのピッチを上げたり下げたりする音声情報記録技術です。あらかじめ指定されている音程によってピッチを上げたり下げたりする (移調) エフェクターを「ピッチシフター」や「ピッチベンダー」と呼びます。
標準画質から高精細度ビデオへのアップスケーリング: 標準画質のDVDを高精細度の画面に拡大して表示する機能。
2Dから3Dビデオへ変換: 2D (「フラット」) の映画を3Dの形に変換する処理。ほぼすべての例ですでにステレオ音声であるため、ひとつの2Dイメージから両目それぞれの像を作り出す処理になります。
自動再開: 動画ファイルを前回とめたところから再生します。
リージョンコード変更: DVDとブルーレイディスクにはリージョンコードが含まれており、そのコードが入ったディスクが製造された地域外で再生されることを防いでいます。このコードを含める制度がDVDおよびブルーレイ製造の標準規格の一部として必須となるよう、さまざまなスタジオおよびホームビデオ制作会社が働きかけました。
シネマモード: シネマモードは遠隔操作機能を用いて少し離れたところから映画を観られるように設計されています。
ホームメディア――DLNA機能:DLNAとは、マルチメディア対応のデバイスをそれぞれローカルネットワーク上で通信させる方法です。DLNAに準拠したデバイスは、ネットワークを介してローカルに保存してある動画、音声、画像ファイルを相互にストリーミングできます。
電源管理: デスクトップあるいはノートPCの電源表示を見られるようにして、バッテリー消費を抑えられる設定にしましょう。

注意: BD-Live機能を利用する場合、BD-Live対応のブルーレイ再生機器と高帯域のブロードバンドインターネット接続が必要です。

Reference

What is Blu-ray Disc Profile? (ブルーレイディスクのプロファイルとは何か?)

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